暴飲暴食・運動不足の決算がここに

心筋梗塞とは心臓に栄養を送る冠動脈が動脈硬化を起こして、血管自体が細くなってしまったり、血栓によって血液の通り道が塞がれてしまったりする状態の病気です。こうなると心筋細胞の壊死がはじまるので、心臓を動かす力が衰え、最悪の場合はそのまま死に至ることもあります。原因は高血圧、高脂血症など、メタボといえば必ず出てくるような症状です。外気温が乱高下する季節の変わり目に発症する率が高いとされています。心筋梗塞は狭心症と同じ胸の病気ですから、前兆や症状も似ています。

胸やみぞおちに急に激痛が走る、苦しくなる。あるいは背中の左側、心臓のある位置のちょうど裏側が痛くなる、吐き気が襲って来たり冷や汗をかいたりといった症状です。痛みが強くてうずくまってしまうようなら心筋梗塞か狭心症を発症しています。呼吸困難に陥ることもありますので、たとえその場は収まっても、医療機関での診察を先延ばしすることはできません。内臓脂肪が過多の状態であれば、痩せている人でも運動をしている人でも心筋梗塞は起こります。短気な性格の人には“早食い・大食い”で、そのうえ栄養のバランスに無頓着という人が多いようです。昼の食事などはとくに早食いを自慢したり、同じメニューを3日つづけても平気と豪語したりといった人がいますが、端的に言って、“心筋梗塞・狭心症をいつ起こしても不思議ではない人”です。

早食いをするなら、脂ものをやめ野菜サラダ・温野菜の早食いをしましょう。あまり現実的ではありませんが、最近では菜食レストランが人気を呼び、デザートもジュースも野菜食材がメイン、魚が副菜というユニークな店が目立つようになりました。そういうお店でなら可能です。夜の居酒屋などでは、刺身や豆腐料理などを中心にして、内臓への負担を軽減させましょう。心筋梗塞も狭心症も、そして脳梗塞も、その人の生活習慣や食習慣の総決算です。今日からメニューを一品だけ変えてみる、5分だけ歩く距離をプラスしてみる、そんなことの改善でも、来シーズンの決算報告は変わってくるはずです。

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